本章では技術の発達について考察していきますが、その前に前提を話しておきます。
技術というのは、どんなに口で説明しても結局完全には説明できるものではなく、どうしても感覚的な理解の共有が必要となります。
言い換えれば、どんなに言葉で動きを説明し、喩を用いても、「分かる人間にしかわからない」ものであるという事です。
ですので、単体の技術に対して、これはこういう技術であるというような解説は予定していません。
但し、技術の考え方や発達の仕方、練習の仕方などについてはある程度整理されています。
よって、そのあたりに重点を置きながら解説を行い、新たな技術に挑む方法や効率的な習得方法などについて述べていきたいと思います。
場合によってはその技術についてある程度解説するかもしれませんが、それも「見てわかる部分」に限定されると思います。
その技術の核心については、解説できないでしょう(私自身の理解の低さもありますし)。
但し、やみくもに練習しても身につかないあるいは効率が悪いのも確かなので、このコラム郡がある程度の指針になればと思います。